詐欺炎上事件を作る信者という亡者たち

マルサです。

 先日、ギャンブルトレードで偶然14億円を稼ぎ、絶対的な自分の実力と思い込んで Twitter でカリスマデビューを試みた矢先に10億円の損失 m9(^Д^)プギャー を出して見せた FX 芸人のアキラ君(この記事)に関連した内容です。

 Twitter にて、アキラ君が過去によくある詐欺だ、という話が上がってきたので、言及させてもらいます。結論から言うと、マーケティングではあっても詐欺ではないです。

 

サタンプロジェクトの例

 2019 年初め頃、突如、サタンというものが Twitter に流星のごとく現れました。サタン氏は、自分のトレード履歴を見せながら、FX の腕でとにかく数千万の利益を出していることを公言しました。トレードの内容もポジションの入り方も包み隠さず披露します。そして、瞬く間にフォロワーを増やしていきました。サタン氏は贅沢をイメージさせる投稿とともに、フォロワーの一部にお金をばらまく企画も行いました。そして、フォロワーを億万長者に導くと宣言し、アフィリエイトの口座開設に誘います。アフィリエイトで作成させた講座では、自分のトレードと同じトレードを行う、いわゆるコピートレードをさせます。しかし、トレードの内容はというと、無茶としか言えないハイレバレッジのトレードを繰り返して失敗し、ほとんどの人の口座をゼロに導きました。これがサタンプロジェクト事件です。

 信憑性はさておき、サタンプロジェクトでは、アフィリエイターのサタン氏は1億8千万円のアフィリエイト収入を得たとの試算もあります (参考)。

 

よくある手口であるが、詐欺事件ではない

 このタイプの炎上事件は、昔からよくある事件ですが、詐欺事件ではありません。リスクを他人に置いたまま、うまいこと広告宣伝をした人が一人いて、トレードを真似して損失を被った者が「詐欺」「詐欺」とさわぐ、詐欺炎上事件です。
このような事件の主役となる人が演出するのは、ほとんどが次のようなものです。

  1. 今まで注目もされなかった、ものすごく儲かっているトレーダーが突如現れる
  2. 自分のトレード結果を晒して、実際に稼げる証拠とする
  3. 旅行や金券、現金をプレゼントする企画が公示され、実際に行われる
  4. 信者が集まり、熱狂してくる。
  5. お前らも自分みたいになれる、と有料トレードセミナーが開かれる
      または、アフィリエイトで口座開設を進められる、etc

 この事件の真の姿は、自分自身をカリスマに仕立て上げるアフィリエイトマーケティングなのですが、この即席カリスマは、資金を預かって増やしてやるよと言うわけでもなく、単純に「俺の通りにやれ」と指導するだけなのです。他人のトレードのリスクを全く背負っていません。当初の目的である、アフィリエイト的な収入源さえできればいいのです。

 

自分勝手な信者たち

 信者たちは、実はカリスマの誘いに乗った時にも、リスクがあることを認識しています。でも、そのリスクがまるで無いかのようにふるまいます。「リスクは認識しているよ」「その時は覚悟するまでだ」「利益と比較して、期待値がプラスと判断したんだ」など、頭の中はもはやお花畑で、この世のものとは思えないほどの好都合の計算機になり果てます。

 即席カリスマがすごくいいトレード成績を出し続ければ問題なく進みます。自分はカリスマであり続けながら、アフィリエイトの収入は拡大していきます。しかし問題は、彼のトレードが大損した時、もしくは、FX 業者が倒産や撤退などヘマをやらかしたときです。
 即席カリスマ君は結果的にそれまでのアフィリエイトの利益を得て終わる形になるわけですが、損失をした人は、最初にすべてを説明されていたにもかかわらず、当初の(盲目的な)目的が達成されません。期待をしまくっていた人がその時にとる行動は、想像に難くないでしょう。
 先日まで、目の前の利益のために、人よりちょっと賢い自分を演じ、すんなりとリスクに目をつぶったことは棚に上げて、一気に被害者を演じます。だって、被害者じゃなければ、他人のせいでこうなったことにしなければ、自分のバカさ加減を直視してしまうことになるからです。そして「詐欺」「詐欺」と騒ぐわけです。

 当初のカリスマは、別に騙したかったわけではありません。自分はできると思い込んでいたのです。もしくは、失敗したらそれまでだし、成功し続ける確率とその結果を提供していただけです。この事件には悪意のある加害者がいません。アフィリエイトなんて誰にも迷惑を掛けませんし、リスクを隠したわけでもないのです。いわゆる自己責任をとれない自分勝手な被害者が作る、詐欺炎上事件なわけです(炎上自体が事件)。

 このプロセスは、ストーカー事件と同じです。好きな異性に思いを巡らせ、プレゼントをして、真意では愛情の見返りを期待していた結果、達成されなかったとき、相手を「裏切者」とするのと同じです。

 

結局アキラ君が賢いのか?

 マルサの見立てでは、最初に書いてある通り、アキラ君はギャンブルトレードで偶然14億円を稼ぎ、トレードを公開したとたんに10億失っただけのギャンブラーだと思っています。どちらかというと反面教師に十分なりえる殿堂入り馬鹿の部類です。

 しかしながら、アキラ君に盲目的について行った挙句、何らかの損を被ったのであれば、それは信者がもっとバカです。マルサのブログにて、徹底的にさらすでしょう。マルサがディスるのは、常にリスクに盲目になっておきながら失敗した途端に逆上するギャンブラーのほうですこれが炎上事件になった暁には、容赦なくm9(^Д^)プギャー晒しさせていただきますので、悪しからず。

 いつでもギャンブラーは思います。自分だけは別なのだと。