心理状態の推移

第1段階「否認」
含み損が膨らんで、まず現れるのがこの「否認」です。
「これは何かの間違いに違いない」
「自分に限ってそんなことは起こりえない」
という具合に、否認をすることで自分を防衛しようとします。

第2段階「怒り」
「否認」が維持できなくなると、ストップ安でも売れないことを認めざるを得なくなります。
すると、「怒り」が現れます。
「なぜ自分がこんな目にあうんだ!」
「一体私が何をしたというのか!」
というように、あらゆることに対して「怒り」が向けられます。

第3段階「取引」
十分な「怒り」を体験した後は、もはや避けられない今の現実を少しでも先延ばしにできないものかと、交渉する段階に入っていきます。これが「取引」です。
「何か人々の役に立つようなことをするから、追証を避けたい」
「もう2度と悪い行いはしないから、上場廃止だけは助けて欲しい」
このような「取引」は、主に個人が信じる「神」と行われます。

第4段階「抑うつ」
神との「取引」が成立しない、自分はもう死ぬしかないのだ、という心理状態にたどり着くと、「抑うつ」という段階に移行します。

第5段階「受容」
この段階まで来ると、損失を「受容」できるようになってきます。ゆったりとした平安な気持ちになり、死に向けて気持ちが整ったような状態になります。